今年の日本ダービーを制したディープブリランテ(牡3歳)が引退、種牡馬入りすることが決まった。 菊花賞での復帰を目指して調整されていたが、18日朝の運動後に右前脚の屈腱炎を発症。
当初は来秋の復帰を目指すとしていたが、関係者が協議した結果、引退することになった。
矢作芳人調教師は「もう一度、ファンの前にお見せできないのが非常に残念ですが、サラブレッドはアスリートと思っていますので、引き際が大事だと考えました。この馬と過ごした1年余りは本当に夢のようでしたし、僕にとってこの馬は宝物でした。海外制覇の夢は子どもたちに託したいと思いますので、子どもたちを競馬場で応援していただければと思います」とコメントしている。
ディープブリランテは父ディープインパクト、母ラヴアンドバブルズ、母の父ルーソヴァージュ。
北海道新冠町・パカパカファームの生産馬。通算成績は7戦3勝(うち海外1戦0勝)で、重賞はGI日本ダービー(12年)とGIII東京スポーツ杯2歳S(11年)の2勝。
獲得賞金は2億9205万6000円。7月21日に英国で出走したキングジョージVI&クイーンエリザベスS(8着)が最後のレースとなった。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる。
sanspo.com
http://race.sanspo.com/keiba/news/20121026/ope12102613360009-n1.html ディープブリランテ詳細:netkeiba.com
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